カルシウム〜その4〜「骨の代謝」
今日は骨の代謝についてお話しします。
骨の代謝と聞き、え❓骨にも代謝ってあるの❓と思われた方いませんか❓
実は骨も常に代謝してこそ素晴らしい骨になるのです。
骨代謝に関わるには2つの細胞の働きが必要になります。
その細胞とは、骨を壊す細胞である破骨細胞と骨を作る骨芽細胞です。
骨を壊すと聞くと、それってダメじゃない❓とお思いになられるかもしれません。
実はこの破骨細胞が古くなった骨を壊し、骨芽細胞が新しい材料(カルシウム)をセメントみたいに壊したところに埋め込む、そして新しい骨を作ってくれるのです。
この2つの細胞が拮抗的に働いてこそ代謝してる骨なのです。
体って良くできてますね。
よく骨密度をあげる製剤がでてますが、注意事項欄をよくみると、『破芽細胞を抑制します』と書かれている製剤もあります。
ということは、古い骨を壊してくれないということです。
なので、材料が届いてもカルシウムを埋め込む所がありません。
結果として、代謝していない骨となり、見かけ上は骨はありますが、質としてはあまりよろしくない骨です。
その為、ちょっと当たっただけでポキッと折れてします骨となります。
これが骨代謝なのです。
ご理解頂けましたか❓
本日も読んでくださりありがとうございます。
次回はミネラルの王様はだぁ~れ❓のお話しをしますね。
この記事へのコメントはありません。