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すぐに取り入れたい薬酒7選

クチナシ

薬用部位 秋の真紅に成熟した果実
20個ほどを用意しホワイトリカー35度に2ヶ月間冷暗所で保存。飲みにくい場合は適量の日本蜜蜂の蜂蜜を加えると飲みやすい。

効能 主に肝臓病に有効である・また胆嚢炎,黄疸、精神不安、止血剤として

有効成分 チロシン、胆汁分泌促進作用がある。
またガンの予防、補助療法にもよい。解毒作用がある。

クズ酒

マメ科のクズの肥大根を乾燥したものである。
採集 秋または冬に根茎をクワとスコップで掘り上げて細根は取り除いて水で洗って刻み、蒸し器に入れて1時間ほど蒸して日干し乾燥させる。

効能 心臓病特に心筋梗塞・、狭心症の予防と治療、風邪、解熱、発汗、解毒に

盃2杯を眠るときに飲む。

クズの花酒

マメ科のツル性多年生、クズの花

採集 8月〜9月に紫色の花をとり陰干しして乾燥させる。これを1.8リットルのホワイトリカーに10個いれて冷暗所で熟成させる。1ヶ月間浸せば完成、カスは取り去り飲みやすい容器に移し変えて睡眠前に盃2杯を蜂蜜を適量加えて少し蒸留水で薄めて飲むとよい。

効能 アルコールの解毒に、虫刺されなどに

クズのマメ酒

採集 冬から秋にかけて成熟した大きめのサヤをとり豆を出して日干し乾燥させる。
ホワイトリカー35度、1.8リットルに入れて日本蜜蜂の蜂蜜を適量加えて冷暗所で2ヶ月間熟成させる。
できたらカスは取り除いて適当な容器に移し変えて1日盃2杯を飲む。

効能 強壮、解毒、風邪に

クズの葉酒

マメ科植物クズの少し大きな葉

採集 真夏にとり刻んで日干しする。
ホワイトリカー35度、1.8リットルに乾燥したクズの葉が10枚分ほどを入れて連暗所で1ヶ月間熟成させる。
カスは取り去り適切な容器に移し変えて涼しい直射日光の当たらない場所で保存しておく。

効能 解熱、発汗、解毒、虫刺され、打撲傷、裂傷などの湿布に使う。
適量を脱脂綿に湿らせ打撲傷、虫刺され、裂傷の部分に貼って包帯を巻いておく、乾いたら1日3回程度取り替える。

ヨモギ酒

ヨモギ

薬用部位 茎葉
採集 4月〜5月の新鮮な若葉を取り日干しして乾燥させる純米酒かホワイトリカー700ミリリットルに乾燥した茎葉30グラムをは入れて1ヶ月間、冷暗所で保存する。
黒いエキスができる。カスは取り除いて蜂蜜、または甜菜糖を適量加えて睡眠前に盃2杯を飲む。

効能 冷え性、胃腸病、喘息、気管支炎、泌尿器疾患に

ヨモギの根酒

変わった方法としてヨモギの根茎を酒につけた薬種を紹介したい。
ヨモギの根には強心作用があり婦人病、強壮、血行を促進させるから低体温、冷え性に有効である。

効能 心臓病、膀胱炎、尿道炎、月経不順、殺菌、健胃

採集時期 ヨモギの根茎は秋から冬にかけて根を掘り取りヒゲ根を取り除いて水で洗って日干し乾燥させる。
ミミズほどの小さな細い根だがこれが効くのである。
純米酒700ミリリットル容器に酒をいれてを1ヶ月間冷暗所で浸して熟成後カスをさり睡眠前に盃2杯を飲む。

究極の霊芝酒

高貴薬の伝統的な不老長寿薬、霊芝酒である。

材料 霊芝・乾燥した刻み30グラム、純米酒700ミリリットル、蜂蜜または甜菜糖適量
霊芝は4000年前の不老長寿薬でありその効能は絶大である。

正確には菌類、ヒナダシタケカ目、サルノコシカケ科、担子菌類マンネンダケである。
非常に珍しいキノコで梅の木1万本に1本の割合でしか発生しない貴重なものである。
古代から幸運を呼ぶと呼ばれ家内繁栄をもたらし床の間に飾れば幸運を招くといわれている。
そこでサイワイダケ、マンネンタケと呼ばれているものだ。

効能
高血圧、高コレステロール、抗血栓、抗アレルギー、急慢性肝炎、糖尿病、急慢性気管支炎、腎臓病、免疫力増強・ホルモン分泌の調節、抗癌作用、リウマチ、腰痛,強壮など
有効成分 糖タンパク質、ベータグルカンなど
作り方 乾燥して刻んだ霊芝を700ミリリットルの純米酒に入れて冷暗所で3ヶ月熟成させる。
カスをさり睡眠前に盃2杯を飲む。
非常に苦いので蜂蜜を加えて飲むとよい。

キハダ酒

ミカン科の落葉高木、キハダの内皮を乾燥したものである。
漢方薬で黄檗と呼ばれ解毒、消炎、殺菌、漢方では風邪、肝炎、皮膚病などに使われる。胃腸病にもよい。

材料 キバダを乾燥し刻み、またはない場合は粉末でもよい。30グラム、純米酒700ミリリットル、日本蜜蜂適量。

作り方
仕込んだら冷暗所で1ヶ月間熟成しカスをさり睡眠前に盃2杯を服用する。一日一回。

有効成分 内皮に含まれる黄色粘土液体で主成分はアルカロイドのベルベリンである。
細菌スペクトルは膨大で炭疽菌、大腸菌、破傷風菌、結核菌、肺炎球菌、連鎖球菌、コレラ、ペスト、赤痢菌などの病原性細菌を抑制または絶滅する。
特にその強度はストレプトマイシン、マイコマイシン、現代医療で使う抗生物質の強度にまさる。
キバタの効能は単なる病原菌だけではなくインフルエンザウイルスのいくつかのウイルスにも有効である。
またその特性は抗生物質に耐性がある耐性菌に対しても抑制または殺す働きがある。

効能 風邪、インフルエンザ、皮膚病、急性肺炎、肺結核、化膿性皮膚園、毒虫刺され、打撲傷、裂傷などの外用薬に汁液を塗布すればよい。

薬剤の購入 キハダ漢方薬店で黄檗という名で市販されており特に粉末ガス市販されている。

麦門冬酒

滋養強壮によい薬酒。

自宅、リュウノヒゲ、

全国のスギ、ヒノキなどの林の下にしばしば群生がある。
薬用部位 根茎のひげ根についた肥大した豆のような根である。
漢方薬でこれをは麦門冬と呼んで強壮、鎮咳,糖尿病などに使用する。
作り方
乾燥した麦門冬30グラム、純米酒700ミリリットル、容器に材料を入れて冷暗所で2ヶ月間熟成させる。
カスをさり睡眠前に盃2杯ほどを飲む。
薬剤の購入法 漢方薬店で入手できる。

ヒマワリ酒

キク科の一年生大型植物である。
薬用にされるのは昔の大輪の巨大なヒマワリである。
品種改良された小型のひまわりは薬用にならない。
薬用部 花、ガク、茎、葉、茎の髄、根茎
効能 高血圧、ガンの・予防、リウマチ、月経不順
夏の巨大な花、ヒマワリはただ鑑賞するだけでなく薬草としても物凄い。
例えば花弁は高血圧、葉も降圧作用があり、そのガクは月経不順、泌尿器のガンに有効である。
太く堅い茎の白い髄は中国では胃ガンの薬として使われている。また根茎はリウマチに使われるのだ。
つまりヒマワリは捨てるところがなくすべてが薬物であった。

今回はそのヒマワリの薬酒の作り方を説明したい。

材料 ヒマワリの花弁、20グラム、ガクを刻んで乾燥したもの60グラム、茎の髄、20グラム、根茎を刻んで乾燥したもの30グラム。ホワイトリカー1.8リットル、日本蜜蜂飲む蜂蜜大さじ5杯

採集 茎、葉、茎根茎は夏にとり刻んで日干しする。根茎は水で洗ってひげ根を取り除いて刻んで日干しする。

薬用にするヒマワリは昔の巨大な大輪の大型のヒマワリである。

まず広口ビンに1.8リットルのホワイトリカーを入れて薬剤を加えて、日本蜜蜂の蜂蜜、大さじ5杯を入れて冷暗所で1ヶ月熟成させる。カスを取り除き適当なガラスビンに移して睡眠前に盃2杯を飲む。

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