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塩を食べ過ぎて死んだという話は聞いたことがない

塩を食べ過ぎて死んだという話は聞いたことがない。
栄養学と近代医学が砂上の楼閣であることはすでに述べた。
これらが対象とする塩は海水から余分なミネラルを除去し塩化ナトリウムだけを抽出した精製塩のことをいっているのだ。
それはすでに塩という性質を失っている。
海水塩には塩化ナトリウムだけでなく場合によっては70種のミネラルが豊富に含まれている。
ナトリウム、リン、亜鉛、銅、イオウ、マンガン、マグネシウムなどがそれだ。
微量元素もあるがどれも生命の構成素材と代謝に重要な金属元素である。
人体の生命活動の生化学的反応に必須な酵素は6000種ほどあるがその半分がこれらミネラル、金属元素と結合したものである。

ミネラルがなくては生命は3分ももたないだろう。

確かにナトリウムは血管壁を浸透圧により膨張させ血管の内腔が狭くなり血圧は上がる。
だが天然の海水塩には多様な性質をもつミネラルが存在し例えばマグネシウムはナトリウムの血圧上昇に対して血管を拡張させ血圧を下げるのだ。
天日干し乾塩はこうした様々な要素がありこれが絶妙なバランス、つまり拮抗を保たてるものとなっているのだ。
海は生命の起源であり、人の血液の成分がほぼ海水と共通しているのはそのためである。
こうした本物の天然塩は人体の生理学的な様々な反応に関与しそれぞれぞれの性質で不可分な機能を果たしている。
私は毎日10グラムの塩を取っているが血圧があがったことはない。

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