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健康の第一原理・血液の酸塩基平衡

第9部

アミグダリン、ビタミンΒ17奇跡を起こす本体はシアン化合物と、ベンズアルデヒド、そして二単位の糖類が結合した化合物である。
毒性学ではシアン化合物もベンズアルデヒドも猛毒物質である。
これは押さえておかねばならない。
つまり有毒成分が有効物質だったのだ。
生命毒が微量であれば人体に有益な生理活性作用を表すのだ。

毒と薬は裏表という二元性はある意味で物質と生命がもつ普遍的な性質でもある。
毒には複合毒、相乗毒というものがある。
シアン化合物とベンズアルデヒドの二物が同時に生体に対して生理活性作用を表すと
その毒は単独の場合の100倍の相乗毒として働く。
これが毒学である。

自然の状態では人、動物に対して無毒である。
それはその物質が結合しさらに二単位の糖類と化合しているからである。
だが人、及び動物か口にすれば腸内細菌ベ―タグルコシダ―ぜ―により分解されて
シアンはシアン化水素酸となりそれは猛毒の青酸カリの前駆体としての性質をもつ。
一方ベンズアルデヒドは人体に猛毒として作用し多量であると死亡することもある。
つまりこの二つの猛毒物質は許容量の範囲内であれば生体に対する生理活性作用は
薬として有益に働くのである。
生命は進化の過程で自然の環境、または生物毒、自然毒に対してそれを解毒する分解酵素を合成した。コバルト、ヒ素、水銀などがそれだ。
だかそれは強毒に対してさ分解限度が存在しその分解酵素で分解できない多量の毒物が入ってくればそれが中毒及び致死量となる。
青酸カリの人の成人の致死量は02グラムである。
これ以内であると危険ではない。
青酸を分解する酵素は保護酵素ロリダナ―ゼと呼ぶがその分解量は純粋な青酸カリで02グラムであった。
青酸中毒の原因は青酸が細胞内生命エネルギーの中枢ミトコンドリアの正常な機能を撹乱させることによる。
具体的にいえばミトコンドリア、ΑΤP の呼吸に関与するチトクロ―ムオキシダ―ゼの活性を不活性、阻害させることにある。
呼吸が抑制されれば呼吸困難を起こして窒息する。
これが青酸中毒である。
その生命の生理的限界が0.5グラムということになる。
生命維持に絶対に不可欠な酸塩基平衡を正常に戻す奇跡のビタミンΒ17、アミグダリンは本来は猛毒物質で組成されていたのだ。

その青酸か微量であれば劇的な疾患、例えば糖尿病や各種のガンに有効である。
そのガンの抑制過程ついては次回で参照されたい。

ビワの人体の許容量

これに関してはほとんど研究がされておらず不明だか、同じビタミンΒ17が濃縮されているアンズ、
漢方ではその種子を杏仁と呼んでいるがこれについては中国の実験で報告されているデ―タ―がある。
これによるとアンズの種子で成人の致死量は50個から65個である。
子供は敏感で2個から3個である。
アミグダリンの濃縮度についてはアンズの種子が多いがビワの種子で計算すれば成人の中毒量の、致死量は50個から65個である。
葉に関してはほとんど実験がないから不明だが計算では上限30枚ていどが安全性の範囲内である。
ビタミンΒ17は基本的に猛毒であるが許容量の範囲内であれば医薬品のアスピリンより毒性が低いと考えられる。

健康の原理 酸塩基平衡・奇跡のビワの木

それは神が選択したものである。

第10部 ビタミンΒ17の抗ガン作用

ガンが胎生学の研究で細胞の修復、または再生に対するいき過ぎた過剰治癒であると認識される点にある。
ガン細胞は物理学的にまたは電磁学的にその細胞膜が負の電荷を帯びている。
ガン細胞を攻撃し抑制し死滅させる白血液球もまたその細胞膜なが負の電荷を帯びている。
電磁学的に両者反発しあいガン細胞を攻撃する免疫細胞は容易にこの制約があるために接近できない。
つまりガン細胞はその細胞膜が負の電荷のために免疫はこれを破壊することができなかった。
つまりガン細胞は生体免疫に対して宿命的に非正抗原であったのだ。
自然はここで一つの破壊のシステムを与える。
それが膵臓の機能である。
膵臓は13種の分解酵素を合成しているがその中のタンパク質分解酵素キモトリプシン、トリプシンがヒアロムチン皮膜で包まれた細胞膜を溶解させると白血液球はガン細胞を破壊する。
このように自然の生命の秩序は膵臓にガン細胞を溶解させる力を与えたのだ。
膵臓はこの意味で非常に重大な役割がある。
糖尿病になるとガンが正常の三倍ほど増加するのは膵臓の機能低下による。

妊娠初期
たった1個の受精卵から猛烈な分化で増殖拡大する細胞はガン細胞特有の性腺刺激ホルモン、つまりСG Ηホルモンをだしているがこのガン細胞の細胞膜を破壊し一定の有機的な成長をコントロールするのは膵臓であった。
膵臓機能が低下すれば消化酵素であるトリプシンの合成量が低下し十分な量のトリプシンが血液中にないためにガンが発症しやすい。
さらに糖尿病になれな血中に糖濃度が増加し血液は濁り十分な量の酸素と栄養を全身の細胞に運搬することができず健康の基礎である生理学的な恒常性酸塩基平衡を崩すことになる。これがげんいんだでガンを初めとして色々な病気を引き起こすことになる。

神の選択・健康の原理 酸塩基平衡を膵臓に復元させる力

アミグダリン、Β17の抗ガン作用

第11部

前項で触れたがアミグダリン、ビタミンΒ17は
単独の物質ではなくシアン化合物とベンズアルデヒド、二単位の糖が強く結合した化合物である。
これらシアン化合物、ベンズアルデヒドは猛毒で二物が同時に生体に作用する場合は単独の100倍の複合毒性を発揮する。
劇薬取締り法においてもこれら二種は劇物、毒物に指定されているものだ。
だがビワの葉、またはその種子に含まれるΒ17はシアン化合物とベンズアルデヒド、二単位シアン化合物とベンズアルデヒドは遊離されるが結合力は強く自然の状態では無毒である。

しかし動物、人がこれを摂取した場合体内に分布する酵素、ベ―タグルコシ―ダ―ゼによりともに遊離されるが、この分解酵素はガン細胞周囲にだけ多量に存在し、正常細胞の周辺では非常に希薄な濃度100分の1程度であるから生体に対して特に有毒な影響は与えない。
だがΒ17はガン細胞周囲に大量に存在する分解酵素、ベ―タグルコシダ ―ゼ―により分解され
ガン細胞はそこで強烈な毒に作用する。

人体には青酸の有毒作用を分解する保護酵素ロリータナ―ゼがある。
これが分解酵素により遊離した猛烈な毒性をもつシアン化合物に反応中和し人体に有益な物質に変換させる機能がある。

信じがたいがこの保護酵素はガン細胞の周囲に少なくその他の部位には多量に含まれる。
こうした特異性からシアン化合物はガン細胞にだけ毒性を発揮させることになる。

皮膜ビワに含まれる奇跡のビタミンΒ17・アミグダリン

胎生学 栄養芽層説ーガンとは何か

妊娠初期の胎児胚はガンそのものである。
それは無機的に無方向にランダムに猛烈に分化し増殖し拡大していく。

第12部

何故ならば胎児胚はガン特有の性腺刺激ホルモン、СG Ηホルモンを分泌しており
これは正常な細胞にはみられないガン特有のホルモンであるからである。
それがそのままの状態で移行すれば胎児は胎児性ガンに犯されて死亡する。
それを正常な状態に制御しコントロールする重大な臓器がある。
それが膵臓である。
胎児の膵臓が機能しだすのは妊娠3ヶ月前後である。

ここから分泌される消化酵素、タンパク質分解酵素、トリプシン、キモトリプシンは自然が生命調和のためにもたらした天与の劇的な物質であった。
この膵臓酵素は猛烈に分化増殖拡大する栄養芽層、ガン細胞の細胞膜を溶かして大部分を壊死させる。
これが自然の制御の仕組みである。
これにより胎児胚は有機的な人としての種の生物多様性条約学的な成長をやることが可能になる。
しかしガン細胞が壊滅的に殺されわけではない。
80%が殺されるが、残りの20%は残される。
それは胎児が正常出産後に成人として成長必要なものとして残されるのである。
その部位は生殖器官、男であれば睾丸、女であれば卵巣に残される。
それは成長に必要な細胞 分化、壊死した細胞の再生、損傷した細胞の新生のために使われる。
だがその残りの20%は生殖器官以外、全身の部位に配分される。
それは損傷した細胞の修復、再生に使われるのである。
このようにガンの実体は新生、再生、成長、成熟という生命の性質、ある意味で生命の放流である。
近代医学、生物学の定説となっているガンは異物、細胞の単なる変質、遺伝子変異ではない。

つづく

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