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松にはすべての部分に薬効があった

私の友人は5年前に心筋梗塞で、何度も死にかけた。
なすすべはなく松葉が良いと知りそれを生で噛んでその汁を呑んだ。
毎日5グラムほどを噛んで汁を飲む。
劇的な軌跡が起きた。
1ヶ月後発作もなくなり病院で 綿密な検査をしたところ冠動脈の動脈硬化による狭窄が嘘のようになくなっていた。
彼が飲んだ松は黒松である。
基本的には赤松が効果があるといわれるが私の経験ではさほど大差はない。

ただ効能がある松は限られる。
盆先の五葉松、高山のハイマツには効果はない。
効能があるのは黒松赤松、そして最強の大王松、沖繩地方にある琉球松の4種である。

漢方薬のメッカ、中国では4000年前から松葉が不老長寿薬薬として重宝された。
数万年を幽邃な松の生える高山で生き続ける仙人が愛用していたといわれるものだ。

松の有効成分は精油とタンニン、ポリフェノール、フラボノイドである。
コレラはすべて循環器系統に有効である。
松ヤニの鮮烈な芳香はテレピン油が凝縮し白い結晶となったものだ。
テレピンは動脈硬化を改善し余分な血栓の生成を抑制する働きがある。

これらには強烈な殺菌、解毒、消炎作用がありビワの葉と同様に血液を浄化させる作用がある。

驚くべきことは松葉には血栓を溶解させる力があり、また余分なコレステロールを低下させ滞留した瘀血を取る働きがある。

恐ろしい心筋梗塞や脳梗塞、それらの下地を作る高血圧を低めて血液の循環を促進させ酸素と栄養を
全身60兆の細胞に耐えず供給する作用があった。

血液は汚濁は万病の元であり,その健康の基盤を松は調整する。
仙人が常食した意味がここにある。

松はそのすべての部位が薬用となり捨てるところはない。
松の若芽は松柱頭と呼ばれる有効成分が濃縮されている。
素晴らしい霊木であった。

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