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70年間、漢方薬で科学的に分析・研究が1番進んだのが3000年の不老長寿薬「高麗人参」であった

高麗人参

その有効物質は人参サポニンでジンセノシド配糖体である。
この配糖体には分子構造に多様性が存在しその性質も異なる。
現在25種のジンセノシドが検出されているが、いまだ完全に人参の霊効は解明されていない。
これら配糖体 25種が人体の全ての臓器・器官・その他の部位に全面的に作用し驚異的な働きをやるのだあった。
その効能は500を超える。
交感神経と副交感神経のバランス調整、健胃整腸、心臓に対する明確な強心作用、全身的な新陳代謝の促進、コレステロールの調整、腸内細菌の成長と増殖、免疫力増強、記憶力の改善、視力改善、貧血・冷え性などである。

ただ人参には一つだけ欠点がある。
それは人参の強壮効果の原因である中枢神経の興奮作用により血圧を上げることだ。
血圧が160以上の方は血圧がさらに上がるおそれがあり服用すべきではない。
どちらかといえば血圧が低めで元気がない、冷えがある、貧血がある、そうした方には人参は救世主になる可能性がある。

さらに人参には非特異的生体抵抗力増強作用がある適応源作用のある薬物だ。
医学的にこのような薬物をアダプトゲンと呼んでいる。
参考までに列挙あげればまず冬虫夏草、霊芝、田七人参、党參、玄人、朝鮮五味子、棘五加皮、タラノキ、などがそれだ。

本物と偽物

毒が氾濫する日本で本物と偽りほどんど効果がない偽物が氾濫している。
これは同じ韓国産でも値段が非常に安く韓国にいってそんな偽物の人参を鬼の首をとったように喜んで持ち帰る人が後をたたない。
その違いは産地、栽培法、加工法、製造元の違いによるものだ。
本物の品質の良い人参は6年根で一本最低10万円以上する高価なものである。

偽物は1万円前後である。
安さにつられて買うととんでもないことになる。

その薬理学的効能の差は偽物だと本物の1000分の1の効用しかないのだ。
偽物は民家で栽培している人参であるがたとえ6年根でも効能はほとんど期待できない。
それは規模本的に産地にもあるが栽培方法である。
民間の栽培法は同じ6年で収穫したとしてもそれは連作ものである。
人参の効能の源は一度植えると根茎が細根が特異的に発達し先端の細胞が特化するのだ。
その先端の細胞が土中の全てをの栄養素、特殊成分を余すとなく吸収してしまうのだ。
この結果人参には万能の重元素、ゲルマニュウムが含めれているという報告がある。
それだけに連作すると二度目はほとんど効能がないものになる。
こんな効能がない人参を一万円で売っているのだ。

本物の人参は紅参と呼ばれ韓国の国が生産する韓国専売局のものである。
市販されているが医薬品として流通している場合が多い。
その箱のレッテルには紅参と記載され正官庄と書かれている。
これは韓国の専売局が栽培した本物である。
それだけにかなり高額である。
本物は6年根で採集するのだが民間のように連作しない。
人参を植えるとそのままあとは草も生えないといわれるほど土壌はカス同然で栄養はない。
そこで専売局は連作せずなんと25年間放置するのだ。
さらに他の山から土をトラックで運搬し1メェトルほどしくのだ。
一年間その土壌改良をやり植えるのであるが一本の人参ができるには32年の歳月がかかる。
それだけに効能は民間の人参に比較すれば1000倍ほど効果がある。
それだけに高額になる。
これを紅参と呼んでいる。
これに関しても品質で30のレベルがあり一番のものはテンと呼ばれるものだ。
目の玉が飛び出るほど高い。
何しろグラム単位で数万円もするものがある。
だがこれを煎じて飲むと数分でかすんだ目がはっきりと見えるようになる。
つまり即効的に血液の循環が良くなるためだ。
常に飲むと元気になり体力がでてくる。
これが本物の高麗人参である。

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