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蘇る奇跡ー生命の羅針盤ー

余命2週間の悪性リンパ腫が10日で治癒

驚異のチベット医学の漢方薬・冬虫夏草

薬草を研究実践して30年、その間様々な体験があったがこれはその中の奇跡であった。
10年前ある婦人から電話があった。
重度のガンで余命2週間であるという悪性リンパ腫である。
いくら薬草がいいといってもこれではすでに手遅れだと感じた。
しかしそれでも是非会ってほしいというものだから喫茶店で夫婦とあった。
ご主人はどす黒く頭髪がゴツソリと脱毛していた。
ガンに侵された末期の肌である。
一ヶ月前に余命2週間の悪性リンパ腫と診断され入院して抗ガン剤治療を行っているという。
だが2人は必死だった。
男性のやせ細った顎の下に野球ボール大のコブのようなものが4個できていた。
男性はそれを抑えてこれがガンの腫瘍だと精彩のない声でいった。
その隣に奥さんが涙を流しながら見守っていた。
結婚して30年、大学生の娘と長男2人で近くの家に住んでいるという。
働き盛りの50代前半である。
30年の歳月で人生の苦楽をともにしてきた夫婦の絆は計り知れない。
その夫婦の一人がガンで余命宣告され死にかけている。
現代医学ではおそらくほとんど絶望的な重度のガンであった。

「これを見てください」

男性は片方の腕をまくり露見せた。
それは人の手の皮膚の色とは思えないほど黒くただれて広範囲に変色していた。
抗ガン剤を点滴で打っていた時、たまたま少し手を動かした反動で注射針が抜けて5滴ほど浴びたとき激痛が走り手から水蒸気が渦巻いて一瞬で皮膚と筋肉が溶けて骨が見えたという。

応急処置で何とかなりましたがこの皮膚は治りませんと男性はか細い震える声で言った。
これは抗ガン剤の毒液で細胞組織が溶けた血管炎という現象である。
抗ガン剤は猛烈な細胞毒でまるで硫酸のような薬液が体内に循環し細胞を殺していくわけである。
血液も、白血球も、血管壁細胞も、内臓と器官、爪、頭髪、分裂する細胞は全て破壊の標的になる

「何かいい薬草はないでしょうか」と男性は懇願するように言った。

なんとか治ればいいのだが、だが余命2週間である。
いつ死んてもおかしくない。
いくら冬虫夏草がガンにいいからといってガンの特効薬ではない。
即効性も限界がある。
中国のガンの臨床実験の有効率を信じたいが治らない手遅れのガンもある。
たとえガンが消えてとしても内蔵がガンで破壊されていれば死ぬのである。
余命2週間のほぼ現代医学で絶望的な悪性の進行性のガンであった。

それから10日後、奥さんから電話がはいった。
一瞬心臓が萎縮した。
男性が亡くなった知らせではないかと感じてのである。
だが奥さんの声は予期に反して明るい声で弾んでいた。

「ありがとうございます。主人のガンが消えました」

その一声に絶句した。
信じれれない出来事が起きたのである。

「白血球数が9000もあって腫瘍マーカも正常になりました。
主人も大変喜んでおり何とお礼を申してよいかわかりません。
本当にありがとうございます」

まさに奇跡が起きたのだ。
現在も夫婦は元気で過ごしている。
冬虫夏草は確かに医学的にガンにいいのだが全てに効くわけではない。
これは事実であった。
だが現在のところ東洋医学、自然医学においてチベット原産の冬虫夏草は国立北京大学で何度もガンの臨床実験が行われガンに対する総有効率は96 パ ー セントである。
末期ガンの救命率は6割である。

だが注意したいのは中国の臨床実験で使用された薬物はチベット医学の歴史に基づいた冬虫夏草は
コウモリガの幼虫に寄生するキノコ、菌名コルジプスシネンシスというものであるから注意したい。

漢方医学ではそれを冬虫夏草と命名しているが全世界に500種ほどあるものは冬虫夏草と呼ばす虫草と呼ばれるものである。
中にはほとんど研修も臨床されておらずほとんど無効か、中には有毒なものさえある。

難病の乾癬

病気はどんなものでも苦しく辛いものである。
それは本人になってみないとわからない。

キハダ

それは福岡県内で定期講演をしていた会場で起きた。
会場は80人ほどの生徒さんであったが一番後の席に擦ら座っている男性が妙に気になった。
何しろ講演会場で帽子と黒いサングラス、白のマスクという服装であった。
講演の後、ぜひ相談にのってほしいということで近くの喫茶店で男性の話を聞いた。

「20年前から原因不明の乾癬にかかり色々な皮膚科の専門医に見せて薬を飲んでいますがなかなか治りません」

市報の広報に薬草の講演があることを知りここに来ました。

「なんとか薬草で治らないでしょうか?」

男性は藁にもすがるおもいで懇願した。
客がいなくなると男性は突然、帽子を脱いでサングラスをはずした。
頭部の毛髪はほとんどなく、頭皮が正常な組織が破戒されかなり溝の深いケロイド状の痕跡が埋めつくしていた。
そればかりでなく首も、背中も、顔全体がまるで強烈な放射線で被爆したような無惨な姿だった。
あまりにも想像を絶するほど酷いので絶句した。
頭も顔も、その他の部位も人間の皮膚ではなかった。
男性が何故帽子とサングラス、マスクをしていたのかその理由が飲み込めた。

「最初はステロイド剤で改善していたのですがそれも一時的で効かなくなり悪化する一方です。
漢方も、鍼灸も、健食もすべて試しましたが治りません」

男性は痩せて衰弱した蒼白な顔を歪めていった。
何度か橋の上に立って死のうとしましたが死にきれません。
男性は両眼に涙を少し浮かべて何か人生の希望を探るように必死で問いかけた。
男性は身を乗り出して私の一句一句の言葉を聞き逃さないと真剣に目を開いていた。
私には医師免許はない。
治療法を強引に強制したり、触診をすることは医師法違反になる。
それどころか薬剤師も看護師も栄養士の免許さえない。
したがって私ができることは適切なアドバイスであった。
それも強制ではない。

「治るかどうかはわかりませんがキハダの粉末を水を適量混ぜて液状にしそれを患部に一日4回ほど
塗ってみてはいかがですか?」

その言葉に悲壮な男性の目に希望のような輝きが表れた。

「そのキハダはどこにあるのですか?」

「漢方薬の店で購入できますよ。粉末タイプを選ぶといいですね」

それから1ヶ月が過ぎた。
定期講座であるから福岡の会場で講演した。
講演後、立ち去ろうとしたとき男性が感激しながら走って声をかけてきた。
それは疥癬を患った男性であった。
だがあのときの悲惨な妖怪のようなケロイド状の皮膚はどこにもなかった。
完全に疥癬が消滅し褐色の滑らかな皮膚をとりもどしていた。

信じれれなかった。

「本当にありがとうございます。
おっしゃった通りキハダを溶けして毎日つけていたところほぼ3週間で改善しこんなになりました」

男性は目を輝かせて深く会釈した。
彼にはこれから顔を隠すマスクもサングラスも帽子も必要ではなかった。
信じられなかったが頭部の頭髪も黒く密生して伸びていた。
男性と別れてしばらくは驚愕と感動に襲われた。
あらためてキハダの凄さに息を飲んだのである。

キハダはミカン科の高木で外面の樹皮は他の木と変わらないがしかし外皮を見たん剥ぐとペンキのような鮮烈な黄色に特徴があった。
文献で調べるとこの木にはアルカロイドのベルベリンが含まれ殺菌、消炎、解毒の効能がある。
これは炭疽菌、破傷風菌、コレラ、ペスト、赤痢、など広範囲な殺菌スペクトルが存在し、抗生物質が無効な一連のインフルエンザウイルスの増殖を抑制する力がある。
また抗生物質が無効な耐性結核菌、肺炎菌、あらゆる病原菌の呼吸と増殖を抑制させる恐るべき薬物だ。
また肝臓機能の改善、胆嚢炎、皮膚病、悪性の腫れ物など応用範囲はかなり広い。

空海が眠る高野山に陀羅尼助という秘伝薬があるがその主剤がキハダであった。
胃腸病の全てによい。

帯状疱疹に光

ドクダミ

集団パンデミックの後遺症として極度の免疫力低下がある。
バクテリア、病原性細菌、ガンになりやすい体質が作られる。
その中で帯状疱疹が蔓延している。
抗生物質で撲滅されたかにみえた結核や梅毒もそれだ。
これらはすべて免疫力低下によって起こる。

ドクダミは頑固な帯状疱疹に劇的な働きがある。
ドクダミの猛烈な殺菌、解毒、消炎作用が効くのである。
有効物質はデカノイルアセトアルデヒドである。
新鮮な生に優れた殺菌力がある。
乾燥品はかなり劣る。
帯状疱疹にはドクダミの地上部15本ほどを300ミリリットルの玄米酒に10日浸して
そのアルコールエキスを湿疹に塗布すると有効である。

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