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生きる羅針盤

sunset over the horizon

農は人が生きていく基本であり、また食は薬でなくてはならない。
だが食の腐敗と堕落が横行し腐乱しその結果産み出されていくものがガンと病気である。
これは自然からの警告である。
生きるか、死ぬか、最後の審判が迫っている。
それを光に誘導させるエネルギーを持つのが薬草であった。
薬草の生命力を信じ、自分の命の自然治癒力を信じれば希望が湧いてくる。
何よりも信じることである。

心臓病のノゲシ

庭先、路地、畑のあぜ、空地、公園どこでもある雑草だ。
近代文明ではほとんど価値がなく意味のない畑を荒らす害草として草刈り、除草剤の対象となっている。
だがこれが現代医学で不治の心臓病を直してたという奇跡を信じるだろうか。
ノゲシには詳しことは不明だが鎮静作用がある・私は強心利尿作用があると考えている。
そうでなくては現代医学の心臓衰弱という難病を改善させ治癒させることはできなきだろう。
一人二人ではない、これは偶然ではない。
まさに恐るぺき薬物だ。

柑橘類、ミカンの皮 

解熱、風邪、健胃整腸、美肌
柑橘類、これはハッサクであるがそれらのものは果肉より皮の方に栄養と薬理成分が濃縮されている。
ビダミンとバイオフラボノイド、ビタミンPの宝庫である。
この果肉を陰干しして乾燥させ熱湯で5分土瓶で蒸らして飲むと風邪、解熱、滋養に有効である。
血液を浄化させ、循環を改善し、血管壁を強め動脈硬化、脳卒中の予防改善に有効である。
バイオフラボノイドが効くのである。
むろん完全無農薬に限る。

ムベ 

腎臓病・浮腫の妙薬
見事なムベの花が咲いていた。長崎県佐世保であった。
蔓が漢方薬であるが、春の白い花はヨダレが出るほどうまい。
テンプラで揚げると絶品である。

腎臓病の霊草、ワラビ

日本の代表的な山菜のワラビである。
飢饉食、山菜として重宝されてきた草であった。
ワラビには殺虫作用がありいくつかの寄生虫を体外に出す働きがある。
古くから虫下しとして利用されてきた。
利尿作用があり乾燥したワラビで茶として飲むと利尿作用があり、これで浮腫、腎臓病を治した方がある。
またワラビの煮物は風味があり非常にうまい。
ワラビご飯、わらび寿司、佃煮もうまい。
これは最高だ。

ハチクの根茎

リウマチ・変形性膝関節炎、腰痛、神経痛
竹が人類を救うかもしれない。
春先のタケノコは有名だがその成長速度は一日で2メェトルに達する。
その根茎の猛烈な成長力、爆発的な繁殖力は水爆並であった。
この不屈の強靭な生命力が効くのである。
竹には解熱、浄血、利尿、浮腫、咳止め、去痰、鎮静、鎮痛作用と強烈な殺菌作用があり、葉、枝、幹、根茎、タケノコの皮、あらゆるものが薬用になりほとんど捨てるところがない。
恐るぺき草だ。
画像はハチクの根茎であるがこれが難病のリウマチを救うかもしれない。
痛みを軽減させる作用がある。
根茎を削り乾燥させ一日10グラムをコップ五杯の水で60分煎じて3回飲むのである。
この方剤は高血圧、糖尿病などにもよい。
竹が人生を救うかもしれないしれない。

カタクリ

滋養強壮
春に咲く美しい花がカタクリであった。
昔はこのカタクリの球根をデンプンとして食べた。
その球根には人が生きていく上で必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルが濃縮されている。
古人の生きる知恵は計り知れない。
巷に横行するジャガイモデンプンと比べれば薬理成分、栄養価は比較にならない。

スギナ、糖尿病、高血圧、腎臓病

スギナ

スギナの効能はカンブヒア紀、5億4000年前の時代にさかのぼる。
海洋生物が初めての不毛の未知の大陸に上陸したのが5億年前、藻類の一種が新天地を求めて荒涼と
した大地にあがってきた。
それがトクサ科のスギナであった。
スギナには5億年の歴史を濃縮した強靱な生命力がある。
わずか800万年の人類の歴史から比較するとその強靭な生命力が理解できる。
スギナが直面たのは泥、砂、火山岩の有機物のみ少ない大陸から生命の活動に必須な栄養をいかに獲得するかであった。
これに直面したスギナは手に入る珪酸から酸素を分離させて炭素を選択して原子番号20のカルシウムを合成した。
つまり核物理学では完全に否定されているカルシウムの合成であった。
生命は意識下の中で環境が厳しほど生き抜くための方法を模索するものである。
それが生命の特質である生物学的核融合反応、元素転換という荒業であった。
スギナには微量だが生命の遺伝子の起源であり生物エネルギーのミトコンドリアの起動因子である珪素がかなり含くまれている。
核融合反応により合成した有機カルシウムは100グラム中で牛乳の30倍、1980ミリグラムである。
有機カルシウムは非活性型イオンカルシウムであり確実に骨の形成原料となる。
ある意味でスキナは人類の救世主でもある。

不老長寿薬・松

松は竹と梅と同様に災いを払い人を健康に、長寿に導く上薬として中国では4000年の伝統薬であった。
松はそのすべてが薬物であり捨てるところはない。
松葉、枝、樹皮、松脂、松節、根茎、松笠、そして画像にある春先の新芽はテレピン油が濃縮されそれらの精油は血栓を溶解させる強力なパワーがある。
松の性質は、あるいは帰経は2つに分かれる。
一つは神経系の流れを改善し、関節や骨、筋肉の強化と消炎、鎮痛作用である。
変形性膝関節炎、腰痛、神経痛、リウマチ、痛みの疾患だ。
シピレ、麻痺にもよい。
もう一つの作用は循環器系統の正常化であった。
特に血液を清め、流れを改善し、それにともなう症状をとる。
動脈硬化の改善、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞の予防、または軽減、
その中でも春先の垂直にのぴる新芽は中国で古代から松柱頭と称して重宝されてきた。
特に足腰の痛み、痺れによいといわれる。
このように松は人生の救世主でもある。
ただ松を服用する場合はその有効物質である精油類のテレピン油が刺激が強く多量に飲むと胃壁の細胞を荒らして炎症をおこす場合がある。
したがって必ず適量の蜂蜜、キビ糖、テンセイトウを混ぜて服用することである。

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