健康茶シリーズ・血液の状態を正常化させるビワ茶
先にも述べたように糖尿病による血液の濁りと酸性化はあらゆ万病の元になる。
その意味で血糖をさげると同時に血液を健全に正常化しなくてはならない。
仏教医学から伝来したビワは血液の状態を正常化させるのに有効である。
大阪大学の研究ではウサギに人工的に血液を汚濁させて酸性化した実験ではその血液の水準が危険水域7.25から7.45の範囲から大きくズレて体調が悪化した。
そこでビワの葉より注出したエキスをウサギの欠陥に注射したところ驚くべき現象が起きた。
たった3分で血液の水準が7.25から7.45に回復し血液が浄化されて酸塩基平衡、弱点アルカリ性に回復したのである。
これは医学的に常識を逸脱した驚くぺき変化であった。
血液を正常化した有効物質はビワの葉に含まれるビタミンB17だったのだ。
これはアミグダリンと呼ばれ米国の生化学者クレーブズ博士が近年発見した微量ビタミンであった。
自然界には稀であるが植物ではバラ科をは中心に1200種の草木に含まれてることがわかっている。
例えばスモモ、ウメ、バラの実、ナシ、モモ、サクランボ、ビワの種子と葉、アンズの種子などがそれだ。
これは単独の物質の状態ではなくシアン化合物とベンゾアルデヒド、さらに2単位糖類の結合物であった。
これが自然の状態で分子がかたく結合していれば無毒であるがいったん動物、人が食べると体内の分解酵素べー ターグルコシダーゼにより加水分解されてシアン化合物はシアン水素酸となりベンズアルデヒドが遊離するのだ。
すると二物は生物に対して猛毒を表すことなる。
毒性学では二物が相乗的に作用する毒性は単独で働く場合の100倍の複合毒をはもたらすのだ。
日本では劇薬取締法により二物は劇薬、毒物に指定されている。
シアン化水素酸は猛毒の青酸カリ、飲む前駆体でありその致死量は0.2グラムであった。
つまり猛毒なのだ
だがある意味でこの毒が効くのである。
ビタミンB17の起源
ビワの有効成分はアミグダリンにである。
これがなくてはビワはほとんど無効である。
先にも述べたがビタミンB17の発見者は米国生まれの化学者クレーブズ博士である。
後にこれをビタミンB17と命名したのだ。
ビタミンB17は動物、及び人のガンに対して抑制効果が知られているが、その発見の糸口となったのは栄養欠乏説によるペラグラや、皮膚病の研究からであった。
従来医学の認識として壊血病やペラグラは、ウイルスや病原性微生物により起こすものと信じられてきたが、実際はビタミンCの欠乏により起こる疾患であった。
つまり慢性代謝病の一種なのだ。
つまりビタミンCの欠乏である。
ガンも同じくある種の特殊で微量のミネラル、またはビタミン欠乏により起こるとクレーブズ博士は説いている。
これが栄養欠乏説だ。
微量栄養素の欠乏からはガンが起こるという学説は異端に思えるが、一部は間違っていないと思われる。
微量鉱物元素であるセレン、コバルト、リチウムなどのミネラルが欠乏すると免疫機能が極度に低下し、ガンやウイルス、バクテリア、病原菌に侵されやすい。
ビタミンB17の作用メカニズム
先にも触れたようにビワの葉、種子にて含まれるシアン化合物、ベンズアルデヒドは猛毒である。
それは強烈な細胞毒だ。
だが人体には37億年の進化の過程で獲得した保護酵素、ロリダナーぜがある。
シアン化合物と反応すると、中和し有益な成分に変性することが知られている。
これは不思議なことであるが、ビタミンB17を分解する酵素べーターグルコシダーゼは、ガン細胞周囲に高密度で分布しているが、正常細胞周辺には少なくガン細胞周辺には100倍の分解酵素があるのだ。
そのためにアミグダリン分解により発生するシアン化水素酸の毒に正常細胞がさらされることはない。
逆にガン細胞は高密度の分解酵素により青酸の毒性を正常細胞の100倍ほど暴露されることになる。
これによりシア化合物はガン細胞を猛毒により攻撃しそれによりガン細胞は溶解される。
猛毒のベンズアルデヒドは体内で代謝されて無毒の安息香酸になる。
安息香酸は適量であると抗リウマチ、殺菌、鎮痛などの有益な働きがある。
一方これも猛毒のシアン化合物は正常細胞に拡散し細胞を攻撃するが硫黄化合物の存在下でロリダナーゼにより分解されて無毒のチオシアネートに変換される。チオシアネートは体内で血圧調整剤として働きビタミンB12の代謝プールとしての働きをもつ。
ビタミンB17・アミグダリンの薬理作用
1:血液浄化作用
酸性の血液を即効的に弱アルカリの血液に変える。
2:抗癌作用
分解酵素により遊離したシアン化合物、ヘンゾアルデヒドがガン細胞のヒアロムチン被膜を溶解しガン細胞を破壊する。
3:血圧の正常化
リウマチ、腰痛、神経痛、筋肉痛などの鎮痛作用。
気管支を拡張させ気管支炎、ゼンソクを緩和させる。
チンキは打撲、打ち身、捻挫、裂傷、虫刺され
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