ウツボグサ 夏枯草
薬用部位
花穂
薬効
消炎、利尿、膀胱炎、高血圧
早春には一ヶ所集まるが、4月になると地上を這うように伸びていく。
梅雨から夏にかけて背中に背負った矢を入れるウツボ型ににた花をつけるところから粉の名がある。
成分
水溶性無機塩が主成分である。利尿作用の他に赤痢金
チフス菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌に対して抑制作用がある。
降圧作用があり高血圧の治療にも使用される。
抗癌作用
中国の実験では、移植性腫瘍に対して効果があったという報告がある。
欧米では西洋ウツボグサをセルフヒ―ルと称して婦人病に使用されている。
採集と使用方法
夏に枯れた花穂を取って日干し乾燥しこれを1日量6から10グラムをコップ五杯の水で20分煎じてお茶として飲む。
薬酒
鎮静 ホワイトリカー1.8リットルに乾燥した花穂を30から50個ほどを冷暗所で三ヶ月熟成させてこれを20~30СС飲むと鎮静効果がある。
食用
野菜としてもうまい。
春先の柔らかい若葉をお浸し、和え物、テンプラにすると美味である。
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