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悪魔の蝕食

コストを下げ利益を上げれば手段を選ばない。

例えそれが合法であり人命に有害な影響を与える恐れがあっても利益が優先される。
これがある意味で現代文明を腐食している資本主義の力学であった。

じゃがいもは北海道が特産地であるが、輸入品を除くとポテトチップスにされるジャガイモ推定8000トン。

昔は農薬、合成抗菌剤、防カビ剤などで処理されていたが近年では効率が悪いということで有毒な放射線により消毒されるようになった。

特にジャガイモの芽にはソラニンという有毒物質が崇拝含まれるがこれは人においても毒である。
それを永久に破壊させるために放射線照射が最大に簡単で効果的で永久に効果がある。

一度放射線で焼けば細胞が死滅しカビや病原菌、ソラニンは発生しないからである。

放射線の強度であるがそれが微弱であればジャガイモの中に放射性物質が残留することになりこれでは人に被爆の危険性がある。
そこである程度強い放射線てジャガイモに放射能が残留しないように強い放射線で貫通させなくてはならない。

例えそれで放射性物質が残留しなくともジャガイモは放射線で細胞が破壊されているから二度と芽を出すことはない。
それはすでに生命として死んだものである。放射線で死んだ食物を食べる。

それはある意味でまったく無意味だし栄養学的に生物学的にも死物であり、それをかけて、食べること自体が一種の狂気である。

日本は世界で初めて悲惨な原爆を落とされた被爆国である。
罪のない人々が40万人も原爆で死んだのである。
その後もガンや白血病、神経障害、内臓障害などで現在も被爆者は苦しんでいる。

そうした国が人に放射能で焼いた食物を利益のために食べさせているという現実は人道を無視した狂気でなければ出来ないことだろう。

だが、これは氷山の一角でありこのようなもっと酷い闇が日本にはゴロゴロ埋もれている
だが一般的に市民はそれを公開の場で知らされることはない。

文:中村臣市郎

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