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恐怖の化粧品2

酸化防止剤

エチレンジアルミルテトラ酢酸塩

これは金属封鎖剤である。
食品中の金属イオンと結合し、錯塩を作り酸化防止効果がある。
使用は食品・缶詰・瓶詰め食品に限定されている。
しかし広範囲の食品に投入されているのだ。
マヨネーズ、清涼飲料水、カニ缶、ピクルスなど。
この物質は有毒であるから、食品中に残留してはならないが完全に除去されているかどうかは疑問である。
この物質は、カルシウムと結合し体外に排泄する働きがあり、体内のカルシウムが欠乏する危険性が示唆されているのだ。
遺伝毒性、発ガン性の報告がある。
動物実験では慢性毒性の脂肪率が極めて高い。
血圧低下、胃腸障害、また他の有害物質を吸収促進させる作用があるから複合毒性の危険性もある。
胎児奇形の報告があり妊婦は厳重な注意が必要である。
また遺伝毒性・発ガン性もある。
毒性はラットの半数致死量は1.16グラムである。
皮膚粘膜を刺激し過敏となり、アレルギー反応を誘発させ、濃厚蒸気を吸入させると、喘息を起こして致死的な中毒を起こす。
このような恐ろしい有毒な化学物質は食品や化粧品に多様されているが、消費者は何も分からず飲んだり皮膚に化粧として塗布したりしている。
このようなものは、ほとんど劇物に近いものだ。
しかし問題はその合成法にある。
エチレンジアミンに、シアン化水素酸とホルマリンを作用させ、シアノモチベーションにより製造するとある。
戦後まもなく起きた大量殺人事件が帝国銀行行員毒殺で使われたが毒物が青酸カリであったが、この青酸を観ずに溶かすとシアン化水素酸となり、人に対して致死的な猛毒を発揮させるのだ。
またの名をシアン化カリウム、分子量65.12、融点635度、無色の粉末でアルコールにわずかに溶けて、水にも溶けて強いアルカリ性を保持する。
危険なのは酸と反応すると猛毒のシアン化水素を放出し、酸化剤と混触したり解熱衝撃が起これば爆発の危険のある物質だ。
しかし、金属メッキ、金属の精錬、電気メッキ、写真工芸、分析薬、医薬品、農薬、有機合成などに用途が広い。
だが生体に対する作用は猛烈で、細胞呼吸障害、局所刺激作用があり、米国の米国国立労働衛生研究所の報告では、ラットに対する半数致死量はマウスでたった10ミリグラムで半数のラットが死に至る。
恐るべき毒物である。
こんな劇物を食品や化粧品に使うこと自体が狂気である。
だがまだその先がある。
大部分は生体の肝臓、心臓、腎臓、脳などに存在する分解酵素ロリダナーゼの作用で体内のチオ硫酸イオンと反応し、低毒性のチオシアン化合物となり糞尿中に排泄されることになっている。
しかし極微量でも体内酵素活性を半減させ、生体解毒の量を超えたりすれば細胞が窒息し、頭痛、吐気、失神呼吸困難、経路などの発作が発生し、死亡することもあるのだ。
死因は呼吸困難による窒息と吐血である。
動物は青酸カリに維持原因は窒息と呼吸困難にあるがその作用機序は、細胞内にはデオキシリボ核酸とその複製をやる核酸とがあるが、そこでタンパク質の合成が活発に行われているがこれらの細胞エネルギーは、細胞内ミトコンドリアのエネルギー生産に依存している。
ミトコンドリアが食物中のブドウ糖と肺呼吸による酸素でブドウ糖とを燃焼させそのエネルギーで細胞内の活動が維持されているのだ。
そこに青酸カリは呼吸に関与する酵素の活性を阻害させ不活性化しその結果エネルギー合成は停止し酸素欠乏による呼吸困難があらわれるのである。

アストリンゼンローション

皮膚の収れんに使う化粧水をアストリンゼンローションという。
化粧水の収れん作用には2種類がある。
タンパク質と反応して凝固させる作用や、冷水のような収れん作用を起こす物理作用を利用するものだ。
柔軟性化粧水、皮膚を柔らかくすることが目的である。
柔軟性化粧水の毒性
保湿剤 プロピレングリコール
飲用すれば胃腸障害をは起こし、溶血性がある。
糊料 アクリル酸
食品売り場添加物として利用されている糊料であるが、腐食性の毒性が存在し、水溶液で皮膚粘膜細胞を刺激し、腐食して発泡させる作用がある。

流動パラフィン

パラフィン石蝋とも呼ばれ、沸点が300度以上の高級パラフィン系統の炭化水素類の混合物で、白色蝋状固体である。
パラフィン紙原料、ロウソク、クレヨン原料、電気絶縁材料,マッチ、防水剤、研磨材、医薬品、化粧品などに使用される。
石油カラー分離合成される化合物で、人に対して麻酔性が存在し、パラフィン癌を起こすことが報告されている。
またパラフィン癌についてはすでに国内政治で問題になったことががある。
昭和45年5月6日衆議院科学技術対策特別委員会で、社会党の石川代議士が、流動パラフィンは発ガン物資であるから禁止する意図はないのか当質問したが厚生省の詭弁は非常に曖昧なものになっている。
しかしかなりの毒性があることはすでに明白になっていた。
流動パラフィンの蒸気を吸うと、吐気、頭痛、下痢を起こし、長時間接触すると、皮膚の赤引、慢性湿疹、時には皮膚ガンが起こるのだ。
このように流動パラフィンは明確に皮膚ガン皮膚障害を起こすことが判明している。
このように流動パラフィンは皮膚炎、慢性湿疹、しばしば皮膚ガンの原因になるのであるが今だ化粧品店会社も厚生省も微量だから心配はないといっているのだ。
しかし化粧品の中でもコールドクリームに使われているパラフィンの量は、微量どころか場合によっては2割または4割ほど大量投入しているのだ。
これは微量ではなく最悪な場合は悪性の皮膚ガンを起こしてもおかしくない危険な量なのだ。

ほう砂

ホウ砂は自然界の動植物に含まれており、特に植物においては必須元素である。
動物においても不可欠な要素であるが、栄養上必要性は解明されていない。
筋肉中に1PPM含まれ、人間の場合一日野菜果物から一日10から20ミリグラムを摂取している。
主に用途は原子炉の中性子吸収剤、鉄合金の硬度強化剤、その他化合物として黄銅の酸化防止、ガラス陶器のエナメル合成、燃料合成などに使用される。
毒性
マウス急性毒性、半数致死量は2000ミリグラムである。
ホウ素そのものは神経毒で中枢神経障害を起こす。
中毒症状は循環器機能の低下、下痢、これにつづくショックや昏睡がある。
体温の変化や全身的な発疹が確認される。
むろん健康な皮膚による障害はないが、脱皮した皮膚粘膜の吸収は場合により致死量にもなるから油断はできない。
回復するとさらに危険な状態となる。
内服すると更に危険である。
注射、飲用では血液、胃腸から吸収され、吐き気、下痢、発熱、痙攣、皮膚粘膜障害、胃痛、チアノーゼ、虚脱、昏睡にいたり、幼児では死亡する猛毒である。
さらに成人でも10グラムで死亡する。

硫酸マグネシウム

天然では海水、鉱泉中に分布し、ドキッとスタンフフルト地方に水和物の中に多量に存在している。
またはカイナイト、ロングバン石などの複塩として存在している。
硫酸マグネシウムの皮膚障害の報告はない。
しかし多量の飲用により,マグネシウムの血中濃度が上昇し、神経、筋肉を抑制し麻痺させ血中濃度が30から35ミリグラムに達すると、吐気、腹痛、下痢、虚脱を起こし腎臓の排泄機能不全の時、25グラムの投与で死亡する。
またマグネシウム塩を長期連用すると慢性胃腸障害、筋肉弛緩、低蛋白、心臓障害を起こすという報告がある。

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