恐怖の合成着色剤・コルタール色素
すでに加工食品に合成着色剤がないものは皆無なほどだ。
多くのものに発ガン性が指摘されている。
特に化粧品などに使用されているアゾ色素は皮膚から吸収されるとアレルギー反応を起こし黒皮症の
原因とされるものだ。
むろん変異原生、発ガン性があるものも多い。
キサンチン色素は光の存在下で発赤、刺激などの強い毒性があることで知られる。
夏の炎天下で子供の大好物のかき氷にかける赤色は現在ほとんど石油合成のコルタールから製造される合成着色剤であった。
過去、コルタールから作られていたが現在では石油合成が主流だ。
この中にある赤色2号は動物実験で、ラット・ウサギにかなり高率で肝臓ガンが発生することが判明している。
ラットでは死産や流産の増加、新生児の体重の減少などが観察されている。
このような強烈な毒性のためにアメリカでは、発ガン物質に指定され使用禁止となっている。
日本では着色剤として和菓子、清涼飲料水、冷菓,洋酒などに多用されている。
特に合成着色剤は単独よりも様々な色調のある着色剤を複合的に使うのが普通である。
当然このような単独の着色剤が複合で作用する場合の人体に対する毒性、影響についてはほとんど研究されていない。
相乗作用でさらに毒性が増加することも考えられる。
これからは合成着色剤のそれぞれの毒性について検証していきたい
赤色3号
表記名 食用赤色3号、エリスロシン、食用赤色アルミニウムレーキ、石油から製造される合成化学物質、不溶性
主な使用食品
焼菓子、和洋菓子、農水産加工食品
毒性
動物実験ラットで、赤血球減少、ヘモグロビンの低下、成長抑制、タンパク結合ヨードの増加、甲状腺機能障害の可能性が示唆されている。
また染色体異常、発ガン性がが報告されている。
解説
以前から発ガン性がが指摘されてきた合成着色剤だ。
現在ポーランドとドイツで禁止されている。
米国では1992年エルミニュウレーキが禁止されている。
このように国際的に禁止、規制されている合成着色剤が日本では何ら規制も禁止もされず堂々と
加工食品に添加されているのだ。
赤色102号
表記名 食用赤色102号、ニューコクシン、化学合成物質
使用目的 着色剤
毒性
ラットの実験でヘモグロビン数値の低下、赤血球減少、血清トランスアミラーゼの異常、
体重減少、心臓・、肝臓、腎臓の染色体異常のに疑いもある。
使用食品
タラコ、ソーセージ、佃煮,シャム、飲料、和菓子、焼菓子,アメなどに使われる。
解説
動物実験の報告は慢性中毒にある。
着色剤は非常に危険性が大きい。
しかも体内に蓄積し残留するのだ。
近年、アレルギー疾患の激増と氾濫はこうした合成着色剤のような化学合成物質にその後原因がある。米国、カナダ、ベルギーでは使用禁止されている。
ある意味で日本の生存活動の基盤である食品、農作物、畜産、海産物、どれも全滅状態だ。
赤色104号
表記名 食用赤色104号、タール色素、フロキシン、
使用目的
食品を着色するために用いられる。
使用食品、カマボコ、ソーセージ、デンプンなど
毒性
遺伝子損傷、遺伝毒性、染色体異常などが確認されている。
このような化学物質は光線により毒性、破壊性が増大する発ガン性が存在し殆の外国で製造使用禁止されている。
解説
赤色104号は毒性が強くほとんどの国で製造、使用禁止になっているが、日本では堂々と使用されている。
多くの合成化学着色剤に生体蓄積性が示唆されており、しかも多くの着色剤に発ガン性が、遺伝毒性があり注意しなくてはならなない添加物だ。
こうした加工食品の1500種の有毒な添加物を放置すれば日本人はガンやアレルギー、内臓疾患に悩むことになるだろう。
赤色40号
別表記 赤40、アルラレッドAG
使用目的 着色剤
主な食品 菓子、キャンディー、ゼリー、冷菓、清涼飲料
毒性
腎臓疾患ヲ誘発させることが示唆されている。アレルギー反応物質
解説
1991年に食品添加物に認定された。
アレルギー反応に関与している着色剤でアレルギー体質の方は特に注意が必要だ。
赤色40号は米国で開発された着色剤で米国の輸入食品に使用されている。
赤色109号
表記名 赤109、アジットレッド
おもな使用食品
デンプン、福神漬、味噌漬け、サクラエビ、ハムなど
毒性
動物実験のに結果、甲状腺機能低下、遺伝子損傷、遺伝毒性、遺伝子損傷
解説
合成着色剤の中で国際的にその毒性が科学的に認定されているもので、これは厳重な警戒と廃止が必要である。
カラメル色素
天然型の着色剤であるが遺伝毒性が指摘されている。
使用食品
飲料、醤油、コーヒー、洋酒、菓子、粉末食品類、広範囲な加工食品に添加されている。
毒性
偏移原生が確認されている。
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