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有機栽培とオ―ガニックのワナ

有機栽培とオ―ガニックのワナ

退廃し堕落し限界まで腐乱した現代世界で命と健康を守るには優れた感受性と洞察力が必要である。
これはある意味で賢明な精神の目覚めであった。
いかにして生命の健康と子供の養育、家族、知人、隣人、そし市民を守るか?
それは今緊急に考えなくてはならない問題だ。

有機栽培の農作物とオ―ガニック野菜、果物。
巷ではそれらの作物食品が反乱しているが、注意すべきだろう。
消費者を欺くワナはいくらでも仕掛けられる
物質的欲望に支配された現代文明は利益をあげるために意図的に計画的に謀略のワナを張り巡らすのだ。
ある意味で有機栽培農作物ほど危険なものはない。
農薬は土壌に37年間その毒物が残留する。
ここで種子を蒔いたものはすでに基本的に無農薬ではない。
有機肥料が問題だ。
それは一般的に牛糞、豚の糞、鶏糞などの家畜の排泄物が基本となっている。
発酵熟成しても化学物質や有毒物質はその排泄物にかなり濃度で残留している。
有害物質とは家畜を飼育する化学薬品、抗生物質や、成長ホルモン剤、合成抗菌剤、などである。
家畜が食べる飼料のトウモロコシ、小麦、大豆は基本的に遺伝子組み替えであり、
たっぷりと何回も農薬と化学肥料で高濃度に汚染されている。
これを食べる動物の体内でこれら有毒物質は生体濃縮される。
当然その糞にも大量に残留するのだ。

卵生産のニワトリには卵を産ませるために何回も有毒な排卵促進剤が投与される。
これらの有害物質が濃縮された肥料で作物を育てるとこのドクトリン共に大量の亜硝酸窒素が作物に吸収されこれが亜硝酸ナトリウムとなり、これが人の体内に入ると血中で亜硝酸が血液のヘモグロビンと結合し酸素が減少し最悪な場合は酸素欠乏で窒息して死亡する。

有機栽培農家はこれらのことを考えているのだろうか。

またそれを食べる消費者もである。
確実なことは家畜が食べたものには抗生物質、ホルモン剤、農薬などが含まれている事実である。

聞こえはいいが実体はどうなのか。

この言葉の中にはワナが仕掛けられている。
この基準に従えば少なくとも20種前後の農薬散布が許可されている。
いかなる農薬も合成化学物質であり強弱はあるが毒である。
したがってこれ自体がすでにオ―ガニックではない。
人間はすぐ騙される。
これを承知の上で意図的に作られた言葉である。
我々は福岡正信氏の自然農法を追及し探求し実践に移すべきである。
安全で健康的な作物を食べたければそれを作ることである。
自家製造自家栽培である。
これに勝る安全性はない。
農薬や化学肥料を蒔かなくては成長しないような野菜はすでに生命力を失っている。
命ではない。
それは自然の森に出ればわかるのである、
植物が海藻から進化して陸上に現れたのが4億6000千年前であった。
不毛の大陸を乗り越えて有機物を合成し蓄積し4億5000年の歳月を農薬も化学肥料もなく強靭に生育し子孫を継続させ繁栄している現実を観察すれば自然農法の意味が理解できる。

自然農法の偉大な革命家/福岡正信

福岡正信著

彼の偉大な功績は日本よりむしろ海外に爆発的な記録を残した。
近大農法の安全性、健康を無視した大規模なコスト史上主義の化学肥料と農薬に対して彼の農法はまさに純粋な自然農法であった。

何も耕さず種子を撒いて草を抜かず成熟したものだけを取る。

おそらくそこには連作で疲弊した野菜に化学肥料と農薬を大量にばら蒔く加工食品としての人工的な野菜ではなく、過酷な自然の中でより強く適応した遺伝子をもつ野菜が作られる。

市販の野菜に比べてそれはその生命力と栄養価が数百倍に及ぶだろう。
これが本物の自然の作物であった。

これに人生を死ぬまでかけた福岡氏の功績は一つの模範となるだろう。

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