生命力の探求 第三章 17「農薬と耐性昆虫」
野生の植物から比較すれば人工栽培の農作物は温室のぬるま湯の中でつかって成育したようなものである。
こうした生命力の喪失した野菜、果物は不自然に加工された不完全な加工食品にに類する。
生命力ばかりでなくこれらは野生のものと比べて格段と栄養価が低く、ほとんど植物の生命力が存在しない。
近代文明人は生命力と栄養価のない野菜、果物、あるいは石油製品に、色々な保存料、酸化防止剤などを添加して日常的に摂食している。
これは小さく確実に人の正称な生体から生命力を抜きとり免疫力を極度に低下させ感染症に犯される危険レベルに達しているのだ。
先進国を筆頭に激増するガンは我々人類が自然の摂理に反した加工食品に依存したために免疫を失ったためにガンが起こるのである。
つまりこれは簡単で、自然の環境に自然に生える植物、野生の動物や天然の魚介類を自然の形で食べなくなったために起こるのだ。
文:中村臣市郎
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