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フンザ人にガンのない原因・クレブス博士の結論

アミグダリンビタミンB17の生体に対する研究は米国の生化学者・クレブス博士によるものであった。
ビタミンB17は自然界ではかなり稀なビタミンで植物ではバラ科を中心として1200種ほどの植物に含まれる。
特に杏の種子、ビワの種子と古葉、スモモ、ウメの未成熟の果実と種子、カリン、リンゴの種子、バラの果実、モモの種子などがそれだ。

これを見れば植物では特にバラ科にビタミンB17が含まれていることがわかる。
ビタミンB17はアスコルビン酸やビタミンAのような必須ビタミンとは言いがたいが、しかし欠乏すると免疫低下などが起こる。
これについてはまだ医学的に詳しいを研究はない。

何故ビタミンB17、アミグダリンは単一科目のバラ科に集中しているのかこれについても研究はされていない。
私の推測では、おそらくそれらの植物が生物進化の過程で自己防御をやる液体免疫として分化し多様化しながら遺伝子を拡散継続したものと考えられる。
アミグダリンはシアン化合物とベンズ・アルデヒドの結合しさらに2単位の糖が結合した化合物である。自然の状態ではこれらは硬く結合し生物に毒性を表すことはない。
だがいったん動物がこれを食べると動物体内の分解酵素べーターグルコシダーゼにより加水分解され両者は本体から遊離し猛毒を発揮するのだ。
青酸は細胞内の生体活動エネルギー強勢器官であるミトコンドリアの呼吸に関与する酵素を阻害させ動物を窒息させるのだ。
青酸カリのに致死量は0.2グラムである。
だが生物体内で青酸とベンズ・アルデヒドが複合的にする相乗毒性、複合毒の毒力は単独と比べて100倍毒性を発揮するのだ。
何故こうした猛毒物質が限定された植物に存在するのかその根拠については色々考えられるが、おそらくそれは生命一般が持つ自己保存本能、性質を継続させるという自己防御のための合成化学物質として細胞内で合成された液体免疫であった。
しかも、それは生物進化の過程で実に複雑で巧妙に作られたのだ。

これについては薬学、毒性学、生物学医学、栄養学などの科学では研究分析限界を超えておりその知見は得られない。
個人的ではあるが哲学的な探求と推理が必要である。
つまり仮説として参考にしていただきたい。

では誰がこのような化学的な非常に緻密な高度な化学分子構造体を合成したのか、それは少なくとも物質と生命に普遍的に存在する重心、意識である。
意識が生体の複製を担当する核酸、能動的なリボザイムを動かしそれに必要な元素要素を選択的に捕集させるのだ。
此の一連の高度な化学物質の合成は生化学、分子生物学、物理学、量子力学の理論的見識が必要である。
そうでなくてなこのような複雑で確実な青酸やベンズ・アルデヒドは作れない。
科学はこれを偶然と呼ぶであろうか?
こんな複雑で決定的な構造体が偶然にできることは不可能である。
目的を持ち、ある意志があり人類の脳を超えた知性的な能力が必要である。

それが意識である。

意識とは何か?

これは非常に難解であるので次の機会に考えたい。

液体免疫、アミグダリンビタミンB17、これは植物が自己の生命を敵対的な環境から守っていくために必要な機能である。
動物は脳と運動神経機能があり生命がある動物から襲われた時、身を隠すかそこから逃走するかにより身を守ることができるが光合成が存在形態である植物に生命はそれ不可能である。
ではどうすれば危険な動物から逃れるすべはないのか?
それをやって植物の苦渋の模索が始まったのだ。
これには非常に高度な知性的な意識が必要である。
動物が生存活動に必須な運動機能、筋肉組織脳などが植物にはない。
そこでそのかわり敵を倒す有毒な強勢化学物質の製造にとりかかったのだ。

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