薬草「スミレ」
北海道から本州四国、九州にかけて荒地、空地、沿道、山野、日当たりのよい場所でしばしば群生がある。
朝鮮半島、中国にも分布している。
非常に小さな花であるがその種類は非常に多い。
効用
健胃、水洗いして整腸、打ち身、捻挫、動脈硬化
成分
花になルチンが含まれ毛細血管を強める働きがある、
葉にはピオルシド、ビタミンΑ、ビタミンСが含まれる。
薬理
全草に気道の炎症を鎮める働きがあり、気管支腺の分泌を増加させ、粘液を外に出す働きがある。
採集
開花時期にとり刻んで日干し乾燥させる。
生、または乾燥した葉、花を10グラムコップ四杯の水で20分煎じて服用する。
腫物などに生の葉が、根を擂り潰して患部に塗布する。
食用
花はおひたし、和え物、汁の実。テンプラ、ジャムなどに
また葉は同様に食べられる。
この記事へのコメントはありません。