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殺人タンパク質肉食

近年日本では肉食を中心とした西洋食が推進されて爆発的に普及した。
現在では総カロリーの16%以上の肉を日本人は食べている計算になる。
これほぼ肉食のアメリカ人と同等の肉食量である。
それに連れ日本人の骨格、身長も飛躍的に伸びたがその反面体力、持久力、心肺機能は玄米梅干し一個という江戸時代の日本人の強靭な体力には及ばないのだ。
玄米の力は肉のように瞬発力はないがジワジワとエネルギーを年始用させる持続力の点ではるかに穀物の玄米には及ばないのだ。
その点については現在の日本人は昔の日本人に比べて体力が劣っているのだ。

人類は生物学的に進化論的に肉食ではない。
これは人の歯の形を見れば明らかである。
それは次の点で指摘できる。
歯の形、消化管の長さ、唾液である。
人間の歯は肉食動物のそれとは異なり、白歯5本、犬歯で動物の肉と骨を砕くのであるが人の犬歯進化の過程で肉食恐竜が残した鳥類の歯が退化したものだ。
肉食動物の犬歯は鋭く尖りその数も断然多いのだ。
さらに消化器官の長さである。
肉食動物は体長の3倍、人間は12倍もある。
肉は消化器官に入るとアンモニア、イドオール、スカトオール、アミン硫化水素、アンモニアなどの
有害物質を産み出す。
そのために肉食動物の腸管はそれらの有毒物質の接触をできるだけ避けるために消化官が短い。
決定的な違いは唾液である。
肉食動物の唾液は肉を消化させるために酸性であるが草食動物のそれは草の繊維質、穀物を消化させるためにアルカリ性である。
ジアスターゼがそれだ。
肉食の爆破的な食生活でその肉の中心となる牛が現在12億頭いるのだがこれらが牧草や有益な植物を旺盛な食欲で食い尽くし 、地球の砂漠化が進行しているのだ。

肉食の害

肉食は血中を酸性化し動脈硬化症を進行させそれが心臓病、脳卒中、高血圧、肥満などを起こすのだ。リスクに関しては心臓病で10倍、乳ガン4倍、大腸ガン4倍、糖尿病3.8倍。
骨軟化症重症アトピー性皮膚炎、などが激増する。
テレビの定番である無差別的なグルメ番組は医食同源を完全に無視した非常に不健全な放送である。

動物性タンパク質常食のリスク

各種のガン、脳卒中、糖尿病、心臓病、皮膚病、アレルギー疾患、精神障害、認知症、アルツハイマー、リウマチ、眼病、などが肉食により激増する。

至上最強の発ガン剤

牛乳

牛乳のタンパク質ば87%がカゼインである。
カゼインは米国の研究で強烈な発ガン剤であることが明確にされた。
例 カゼイン20%食でガンの増殖は80%に達した。

マクガバン報告書

ガンを防ぐ藻には肉食には無い、未精白の玄米、菜食加工食品、無農薬の野菜、果物、特にタンパク質は豆類が豊富に含まれる。
そら豆、インゲン、大豆、エンドウなどである。
何よりもまず添加物の山である加工食品を避けることである。
ガンは人の動物性タンパク質が生理学的に必要とする量総カロリーの8%、すなわち4gを超えた時点で発症し増殖するのだ。
定量これ以下の量であるとガンは発生も増殖もしない。
現在は米国、日本人の動物性タンパク質の摂取量は総カロリーの10%である。
日本人の動物性タンパク質の摂取量はかなり多く16%に及ぶ。
これはがんの発生率が16%、増殖率が2倍である。
この動物性タンパク質16%の摂取率は休止期のガン細胞を70%増殖させる量である。

史上最大の医学的、疫学的な研究そして臨床医学においてこれだけの規模の研究はないとわれるのがアメリカが国家プロジェクトと10年間取り組んだマクガバン報告書であった。
被験者は10年で3000万人に及んている。
この報告書によれば動物性タンパク質とガンの関係について研究で判明したことは総カロリーで動物性タンパク質占める割合が高いほどガンの発生率が増加することであった。
例えば総カロリーの5%の動物性タンパク質の接収量ではガンの発症リスクは5%であり摂取量が
10%になるとそれに応じてガンの発生率が10%、12%の肉食では発生率が一気に上がり24%になる。
この研究結果から考えると日本人もアメリカ人も肉食の摂取率は12%である。
これはガンの発生率が70%を超えて増殖率70%に達する。
日本人は世界一ガン発生国である。
2人に1人がガンで死んでいるのだ。
その原因が動物性タンパク質の多量摂取と関連がないといはいえない。

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