食料危機の世界一の最短国 日本
日本の食料需給率は37%という報告があるが、実際は10%前後という報告もある。
これに関しては詳しく分析しなくてはならないが、いずれにしても米以外はほとんど穀類、野菜、果物も外国からの輸入に依存している。
家畜の飼料の小麦、トウモロコシ、大豆などはほとんど米国を中心とした輸入である。
これらの食料供給国が何かの理由で日本の輸出が停止した時、水爆並みの深刻な食料危機がいつ来てもおかしくない。
深刻な主食の米はなんとか確保できても、その他の副食はほとんどなくなれば深刻な食料の欠乏が起こる可能性が高い。
餓死
その時 1億2600万人が餓死していく運命が襲撃してくる。
現在まで文明の生産物に完全に依存した人間はこの餓死という事態を乗り越えることはできないだろう。
だが薬草、野草、山菜、漢方薬の知識があれば生き残ることは可能である。
庭先、路地、畑のあぜ、山の麓、草地、荒れ地、森あらゆる場所に生存の食物があった。
私は10年間山でその自然の中にある草、樹皮、油脂、根茎、木の実、若葉食えるものはすべて食べてきた。
だがしばしば有毒植物を食べて中毒し何度か死にかけたこともあった。
体験でトリカブト、ドクセリ、マムシグサ、ハシリドコロなどの猛毒植物があることを知った。
この知識があれば健康で安全な生存を確保することが可能である。
加工食品に依存する人達はこの危機を乗り越えることは不可能である。
この意味で文明は虚構であり虚像である。
世界最長1万2000年の文明を保持した縄文時代、彼等の食物はすべて自然の森でとれた木の実、樹皮、地下茎、雑草であった。
生きる知恵はここから生まれてきた。
つづく
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