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薬は飲んではいけない

assorted medication tables and capsules

不思議なことであるが現代の大学医学部では参考書に人間に内在する自然治癒力は削除されている。

森下敬一博士によると
「それはあたりまえだ。患者をほっていても勝手に病期が治ってしまう。
そんなことを教えてごらん、医者も薬もおまんまの食い上げだ。
薬も医者も必要でないと現代医学は構造的に成り立たなくなるのだ。」

医学部では自然治癒力を教えていないだけではない。
医学辞典で自然治癒力という項目が削除されている。
医学大辞典は南山堂日本屈指の医学辞典である。
医学部では肝心の病気の治療法を教えない。

主流派

西欧では古い時代4つの医学流派が共存していた。
1:ナチェロパン 自然療法
2:オステオパシー 心理療法
3:ホメオパシー 同種療法で漢方薬など自然治癒力をは高めて病気を治す方法である。
4:アロパシー現代医学 薬物療法のことである。アロパシーは流派の中で生き残った。

西欧では今から3000年前の産業革命が起こり、石油メジャーが占領してきた。
ドイツで政治家ビスマルクがドイツを統一その国家権力と石油権力に加えて、医学権力の三位一体が薬物療法を推進した。
目的は薬物療法により国家を超えて世界の医療利権を独占することであった。
薬物治療利権においては他の3派は障害であり、徹底的に弾圧し排除したのだ。
こうして現代医学の起源がドイツで確立することになった。

近代医学の原点 野戦病院

森下敬一博士「近代医学は野戦病院の医学である。」
近代医学の形成期では欧州は戦争による戦場同然で、例えばクリミア戦争、1053年フランス、ドイツの戦争が始まった。
戦場での野戦病院は砲弾や銃弾で負傷した兵士が搬送されてきた。
ここでは弾を取り出す外科手術、切口を縫い合わせるなどの処置をすると戦場に再び送り出す。
つまり近代医学のルーツは戦場医学だったのだ。
野戦病院は負傷した兵士はいるが糖尿病や心臓病患者は皆無である。
したがって近代医学は手術、薬物投与、抗生物質など、輸血などの救命療法だけ発達した。
消毒、麻酔、さらに義足、などは戦争による戦場医学によりもたらされた。
こうした意味で近代医学の8割は内臓疾患、慢性病は治せないことになる。
残念ながら近代医学で治せるのは、緊急患者の1割だけである。
「9割の慢性病は治せない。」鶴見医師

麻酔治療

麻酔技術の進歩により外科手術は飛躍的に格段に進歩した。
また薬物治療、抗生物質の乾癬症の防止、撲滅は薬物治療の成果であった。
この結果、乳幼児死亡率などが激減した。
これはまさに救命治療の勝利だといえるだろう。

薬物治療の限界

薬物耐性と薬物依存

生命は常に生き延びようとする。
薬物療法は人的に毒である薬物を投与して、その毒に対する生体反応のうち目標とする反応、主作用を得ようとする。
生体は最初毒に激しく反応するが、しかし投与を重ねていくと生体はその毒を学習するのだ。
遺伝子を変化させ、毒物の抵抗力を身につける。
害虫に殺虫剤をかけると敏感に反応してやがて絶滅する。
しかし生き残った害虫はデオキシリボ核酸を変化させて、農薬に耐性をもつ遺伝子を獲得することになる。
農薬がほとんど効かない耐性昆虫の出現だ。
このように薬物を連用すれば効きが悪くなり投与量が増加する。
抗生物質やステロイド剤も最初は効果があるが次第に効果が低下する。
そこで投与量を増やせば生体はそれに対してさらに耐性を強めていくのだ。
そこで別な薬剤に切り替える。
するとその薬物に対する耐性遺伝子が作られその薬剤が効かなくなる。
するとさらに強い薬を投与する。
こうして薬物治療の悪循環が始まる。

抗ガン剤の毒性を無力化するガン耐性遺伝子

抗ガン剤の毒性に対してガン細胞はアンチドラッグジンズ遺伝子を変異させ、抗ガン剤の毒性に対して耐性をもつようになる。
それどころか悪性に転じ増殖し猛烈に拡大していくのだ。
さらに全身に転移しガン患者の命を奪う。
むろん一回の抗ガン剤の投与により1割がつまり10人に一人がガンの縮小がみられる。
しかし、ガン細胞は抗ガン剤の毒性を避けるため散らばり、抗ガン剤の届かない奥の方に逃げ込むのである。
やがて抗ガン剤の含有量耐性を獲得したガン細胞は猛烈に細胞分裂で増殖し半年前後で元の大きさに戻る。
最終的に死は免れない。

臨床実験

四人のノーベル賞を受けた著名な科学者で構成された委員会が、薬に対する問題を研究し2点が判明した。
諸悪の根源は臨床試験を行っている医者と研究者。
新薬の臨床試験はいい加減な方法で行われている。
現場では不正が横行しているのだ。
全体の2割が不正確な分量を使ったり、データーを改変、あらゆる不正行為を行っている。
新薬の全体の三分の一がカルテにしたがっていないデーターを使用しているという報告がある。
臨床試験に科学性が認められているのは全体の三分の一である。

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