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ヒカゲノカズラ

薬用部位

全草

薬効

解熱、間接の痺れ痛

ヒカゲノカズラ科の多年草である。日本、中国に分布し日当たりのよい斜面にしばしば群生がある。

成分

全草にリコポジン、クラパチン、クラボロニン、アルカロイドなどの酸性物質、さらにクラボト―ル、

クラボノ―ルなどを含む。

薬理

動物実験によると、発熱したウサギに体温低下作用があった。
その有効成分はリコポジン、クラバチン、クラバトキシンと考えられる。

その他に利尿、便秘などを改善させ、止血、解熱関節痛、皮膚の痺れ、四肢軟弱、浮腫、打撲傷に応用できる。

採集/使用法

春から秋にかけて取るがだいたい夏にねごと引き抜いて泥を除いて水で洗い刻んで日干しする。

遊走性関節リウマチ、筋肉のこりに乾燥したもの10グラムから30グラムをコップ五杯の水で20分煎じて食間に3回飲用する。

関節の痛みにはヒカゲノカズラの乾燥したもの10グラムにイタドリの乾燥した根茎15グラムを加えてコップ五杯の水で20分煎じて食間に3回飲む。

帯状疱疹
には生の根茎+火であぶり、乾燥させて粉末にし胡麻の油を混ぜてノリ状にして1日数回患部に塗布すればよい。

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